味仙人 relish hermit

40代おひとりさまの仙人暮らしのような日常を綴っています。一人暮らしの晩ごはん(ひとり飯)の献立や食費を中心に、おひとりさまが思うことなどを。

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節分に心に巣食う鬼が出ていってくれたらいい

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こんにちは、アジです。

今日2024年2月3日は節分。世の風習にならい豆撒きで鬼を追い払っておきました。

今回は、おひとりさまの節分の様子です。

 

節分

旧暦では立春が新年にあたり、その前日を節分として邪気祓いを行います。

2024年の立春は2月4日(日)。前日の今日2月3日が節分でした。

豆撒きには、欲や煩悩、疫病を追い払う意味があると言われていますね。

 

おひとりさまの豆撒き

おひとりさまとなると、鬼役を引き受けてくれる相手もいません。昔のように「鬼は外ー福わ家ー」なんて大声で投げる事もありません。

以前はお面相手に投げていましたが、最近ではそれもしなくなりました。

玄関をそっと開け、心の中で呟きながらパラパラっと投げて終了です。

本気で行えば後片付けが大変ですからね。全て1人で行わなければならない「おひとりさまの豆撒き」は、どうしても控えめになるものです。

 

暗闇で潰れるピーナッツ

すぐに取り掛かれば良いのですが、投げてすぐに片付けるというのもなんだか味気ないもの。

その日はそのままにし、翌日か数日して片付けるのですが、暗闇の中で思わず踏んで潰れるピーナッツ。今回も早速一粒潰してしまいました。

これもあり、投げる豆の数が年々減っていくのでした。

 

鬼退治

そんな弱々しい態度で鬼を追い払えるかは疑問ですが、私の中にいる鬼も私同様に弱々しいかもしれません。

ヘラヘラ笑いながら動じない鬼も厄介ですが、豆を投げられてしょんぼりしている姿の鬼を想像すると、ちょっと可哀想にも思えてきます。

とはいえ、今後1年無病息災で居られるように、やはり鬼には退散してもらわねばなりません。

 

心に巣食う鬼

ここのところ、私の心の中に鬼がいることを実感するような事がありました。

それは自分の現状に対する虚しさや、人と比較して落ち込むという「おひとりさま」に限った話ではないものの、なるべくなら感じたくないものです。

それらが今回の豆撒きでどこかへ行ってくれたらと思います。

 

恵方巻

これも毎年行っていますが、正直あまり気が乗らないのです。みんなでワイワイ言いながら食べる手巻き寿司なら美味しいですが、無言で黙々と食べる恵方巻には美味しさを感じません。

子どもに年中行事を体験させる意味はあると思います。しかし、バレンタインと同じく商業の販促でしかない習わしは、おひとりさまはそろそろ辞退しても良いのではないかと思ったりしています。

 

まとめ

おひとりさまの節分は勢いこそありませんが、豆撒きで心に巣食う鬼が出ていってくれたらしばらくは穏やかに過ごせるでしょう。