こんにちは、アジです。
初っ端から湿っぽいタイトルですが、最近私が考えていることを記事にしてみたいと思います。
多様な生き方が認知されるようになった昨今、その広がりは勢いを増しているように感じます。ここで「受容」ではなく「認知」と書いたのは、まだその域には達していないという理由からです。
色んな人が居て、色んな生き方がある。それを知ることは出来ても、どう思うか、どう感じるかは人それぞれ。
果たして40代で一人ぼっちは寂しい生き方なのでしょうか?
日本の人口
令和2年に行われた国勢調査(人口等基本集計)によると、日本の人口は1億2614万6千人(2020年10月1日時点)。
男性が6135万人、女性が6479万7千人。
女性が男性より344万7千人多く、人口性比は 94.7とのこと。
一人で居る人
調査当時の日本の世帯数は5583万世帯となり、そのうち施設等を除く一般世帯数は5570万5千世帯。
中でも、1人世帯が2115万1千世帯と最も多く、約4割を占めていたそうです。
つまり、日本の総人口の4割が一人で居ることに。
40代の一人ぼっち
そうはいっても、配偶者に先立たれた高齢者、既に子が巣立ったひとり親、20〜30代の単身住まいがその多くを占めていることでしょう。
盆暮れには子や孫が集い、籍を入れていない恋人がいて・・・というのは40代の一人ぼっちとは全く意味合いが異なり、同列に語られるものでもありません。
では、40代の一人ぼっちはどれくらい居るのでしょう?。
年齢 総数(人) 未婚(人) 未婚割合
40〜44 8,476,244 2,276,703 26.9%
45〜49 9,868,454 2,425,206 24.6%
40代人口の配偶関係
年代別未婚割合を見てみると、40〜49歳の未婚率は大雑把にみても約25%。
40代の一人ぼっちは、思ったほど多くない印象です。
完全な一人ぼっち
また「未婚」には「ひとり親」や「元配偶者や異性との間に子あり」の人数も含まれることから、婚姻歴が無く子も居ない本当の一人ぼっちはもっと少ないと思われます。
更に未婚者の中には親兄弟と同居中の者もおり、一人ぼっちで括って良いか判断に迷うところではありますが、婚姻歴も無く子も居ない40代というのは総じて一人ぼっちといえるのかもしれません。
寂しい生き方なのか?
本題の「40代で一人ぼっちは寂しい生き方なのか?」についてです。
「寂しい人生なのか?」ではなく「寂しい生き方なのか?」としたのは、40代という年齢では人生の全てを語ることは出来ないからです。
一人で居る理由
「なぜ結婚しないの?」「なぜ一人なの?」
40代一人ぼっちの中には、これまでにこのような質問を投げかけられた人もいることでしょう。
一人でいる理由は人それぞれ。
理由の意は「物事がそのようになった、わけ。筋道。また、それをそう判断した、よりどころになる、またはする事柄」とあり、「一人でいる理由」と言う事自体が無意味のようにも感じます。
一人で居ること
生きてきた流れの中で「たまたま一人だった」というだけ。
しかし、周囲はそこに納得し得る「理由」を求めたがります。
そこには「一人で居ること」が「不自然なこと」として存在している事が見て取れるのではないでしょうか。
一人で居ることで寂しさを感じる事もあるかもしれませんが、それは40代一人ぼっちに限った事ではなく誰もが時に感じる感情。
「寂しい生き方」と当人がそう感じるならそうなのかもしれませんが、他人が人様の生き方を判断することは出来ません。
まとめ
40代で一人ぼっちは寂しい生き方なのか?
それは本人にしか分かり得ない事ですし、またそのような生き方を否定されるものでもありません。
かくいう私も「40代一人ぼっち」の一人。
現段階において40代一人ぼっちの私が思うことや日常など、このブログで綴っていこうと思います。