2024-02-10 ほろ苦い思い出はどこに 仙人の戯言 ※記事内に広告あり こんにちは、アジです。 はてなブログにお題というものがあり、今週のお題はなんだか興味を惹かれるものでした。 今週のお題「ほろ苦い思い出」 おひとりさまにも、1つや2つのほろ苦い思い出はあるものです。 そう思い過去のバレンタインデーを振り返ってみると、バレンタインデーを自分ごととして扱うようになった小学生の頃から今まで、およそ30数回その日を過ごしているわけですが、哀しいかなバレンタインデーにまつわるほろ苦い思い出はさしてありませんでした。 こんなに無いものか?と驚くほど。 そもそも、バレンタインデー付近にドキドキそわそわするような事が毎年あるのもたまったものじゃないですね。 そんな思い出が蓄積されていたら、今ごろ心臓に毛が生えていたかもしれません。(その方が良かったかも) きっと私が男性に生まれていたら、2月に入ったさきから憂鬱になっていたことでしょう。 バレンタインデー当日、机の中を覗きたくて朝からそわそわ。でも、その姿を人に見られたくなくて、いつ確認するかで頭がいっぱい。 ついに帰り際、えんぴつを落としたフリをして体をかがめて机をチラ見。教科書しか入っていないそれを見て肩を落とす。 自分に自信がないくせに、淡い期待を抱いて教室から出るのを遅らせてみたり、下校中の歩みを緩ませてみたり。 家が見えてきたころ、最後の望みをかけて後ろを振り返る。誰もいない事に落ち込み、バレンタインデーなんてアホくさっなんて呟きながら小石を蹴飛ばす。 そんな姿が想像できます。お返しを用意するのが大変だと母親から小言の1つくらい言われるくらいにモテる男の子だったら、バレンタインデーという日の捉え方も全く違うのでしょうね。 義理チョコ文化も終わりを迎えていますが、デパートに短時間で行ける距離に居たころは、普段は見ることも買うこともない煌びやかなチョコレートに心踊らせたものです。 ガラスケースに入ったゴディバのチョコレートを数粒、自分のために購入したり。沢山のチョコレートが入った紙袋をぶら下げて帰るのは楽しいイベントでした。 バレンタインデーは、ほろ苦いよりもそんな甘々の思い出ばかりなのでした。