2024-09-10 カフェに行かなくなった 仙人の戯言 ※記事内に広告あり コストコのお裾分けでMartinelli'sのリンゴジュースをもらいました。これ、美味しいですよね。 【100% ピュア アップルジュース】 コストコのリンゴジュースと言っていますが、別にコストコの商品ってわけでもなくて、カルディにもあるみたいです。 マーティネリとかマルティネリとか読みはバラバラ。 干支が2周しそうなくらい昔のことですが、友人に連れて行ってもらったカフェで初めて飲んだこのリンゴジュース。 当時はまだ田舎カフェのハシリだったあのカフェ。私は長いこと、あのジュースはカフェオリジナルのもので、お洒落なものを出す店だと思っていました。 実はコストコに売ってあるジュースだったと知った時には、素敵なカフェの思い出が崩れたような残念な思いがしたものです。 10代後半から20代前半に掛けて、お洒落なダイニングカフェに1人ランチを食べにいったりもしていましたが、以降はほとんど行かなくなりました。 お洒落さに惹かれて行ってはみるものの、うーんと首を傾げたくなる味と価格。見掛け倒し(ガワだけ)というパターンがとにかく多かったです。 絶景のロケーション代としての価格なら我慢できるものも、ビルの一角でたいして美味しいわけでもない物を食べているってなんだろう。 お洒落な内装の店で飲み食いをしている自分も、カフェをやっている店側も、とんだ自己陶酔だなと思っていました。 もちろん味が絶品なカフェなら行きたいですが、なんだかんだ満足度が高いのは定食屋やファストフード、とんかつ屋にラーメン。 一昨年、温泉ついでに訪れた森の中のレストランは料理も本格的で美味しく、こんな店ならまた行きたいと思いました。 一時世間でブームだったハンドメイド、古民家カフェや自宅カフェもそうですが、素人が作ったものにお金を出す人がいたっていうのは、まだ世の中に余裕のある人が多かったのかもしれませんね。 今のハンドメイド界はどうなんでしょう。 私は趣味で何か作っても、大雑把な自分が作ったものなど金銭を受け取れるレベルではないし、その製品に何かあっても責任を負えないと考える方。 なので販売する側にはなれないのですが、もっと楽に物事を受け止められる性格だったら色々と販売するのも楽しそうだなと思います。 物産館に売ってある個人販売の加工品も母はよく買っていますが、私は「衛生管理はどうしてるんだろう?」「自宅にペットはいないのかな?」「手は綺麗にして作ってるんだろうか?」などなど余計な事を気にすることもあります。 というのも、自分でドクダミを乾燥させたり、ジャム作りで瓶を煮沸させたり、乾かしたり、温度管理したり、整備されていない自宅内でこれらを行うのってかなり慎重になります。 干しているドクダミにゴミがつく事だってあるし、甘露煮や漬物にカビが生えることだってある。 そういうのを他の人が問題なく行えているのだろうか?と考え出すとキリがないですが、誰かのしている事が誰かの役に立つ、という風に考えるともっと人のすることに寛容になれるのかもしれません。 味も雰囲気も良いカフェにたまには行きたいものです。