2024-12-09 お金の消えゆく先 仙人の稼ぎと財布 ※記事内に広告あり カルディ12月6日発売の「ウィンターバッグ」の中身をもらいました。 オイスターチャウダーとハニーマスタードプレッチェルは美味しそうです。他は食べるかな? ここ数年はカルディやスニッカーズなど外国の食品にも興味を持ったりしていますが、基本は食べ慣れないものへの興味は薄い方。 このような食品の詰め合わせも自分ではほぼ買いません。 貰ってもなかなか食べる気にならず、食品棚で眠っていることも多々。 旅先で食べたら美味しかった、とか。 プレゼントでもらってからハマった、とか。 お土産でもらって美味しかった、とか。 親族の誰かがいつも美味しそうに食べている、とか。 何かのキッカケがあれば好きになったり、一時ドハマりしたりはありますが、けっこう好きな食べ物の範囲は狭かったりします。 食べられない物は無い方。でも、好んで食べるものは限られている。 美味しい物は食べたいけど、予約してまでとか、並んでまで食べたいとはあまり思わない。 今年はパウンドケーキ作りが一時ブームでしたが、あれもほんのいっときのこと。 食べることやそれを買うのが趣味の人もいるわけで、そういう人に比べたら自分は「食」に関しては興味が低いというか、優先順位が高くないのだろうな、と最近よく思います。 この福袋的な物も良いキッカケ作りになるのでしょうが、いざ封を開けるまでに時間が掛かるのです。 〜どこにお金を使うか〜 これは本当に人それぞれですね。 ではでは前回記事の続きで、ここからが本題。 私の近年の支出はどうなっているのか?という話です。 ポンポンと不定期で掃除用品や害虫&猫避け品の購入が発生したりはありますが、自分で思う毎日の無駄な支出は外で買う昼食代。 夜は節約しているので、ひと月の食費はおそらく一般平均と同じか少し少ないくらい。 美容や健康・衛生品は平均よりだいぶ少ない方。 応援しているミュージシャンや有名人、キャラクターもいません。 漫画は読まないし、映画も数年に一度しか行かない。 無料登録を解除し忘れてアマプラ会員になってしまった最近まで、有料の動画視聴サービス(サブスク)に登録した経験は0。 スマホゲームにハマった時期もありますが、その時限りで終わりました。 では、他で節約したお金はいったいどこに消えているのか。 光熱費 光熱費は一人暮らしの相場より高いと思います。 ドアの開けしめがテキトーというか、あまり圧迫感のある空間が好きではないので冷風や温風はダダ漏れ。閉めたつもりでも必ず数cmはあいている。 シャワーも朝夕2回は浴びたいので、ガス・水道代は1日2回分。朝に髪まで洗う日は乾かすのに電気代も。 ズボラなので家事に非効率な面も多く、無駄も多いです。 何度も沸かすのは面倒だから、とケトルの満水ラインを越えてお湯を沸かす。すると、毎度吹きこぼれてケトル周りが水垢だらけに。 カップにお茶を注ぐ時、時短をしようとして冷蔵庫の中で作業を行う。すると、冷蔵庫内にお茶がこぼれる。 横着をして二度手間、三度手間。ケチって二度手間、三度手間。 色ち買いや柄ち買い 黒と白、黒とベージュ、黒とグレー、黒とネイビー。 こういった「色ち買い」をこれまでよくやっていました。 白やベージュ、グレーやネイビーも欲しい。でも合わせやすく使い勝手の良い色は黒。 自分の行動からしても使用頻度が一番高いのは黒であることは間違いなく、黒以外を買っても「黒も買えば良かった」と後悔することも分かっている。 そこで、どちらかに決める事が出来ずに色ち買い。 スティーブ・ジョブズ氏のように、「服を選ぶ時間を仕事に使いたい」という理由で同じ服を揃えるわけではなく、ただ優柔不断なだけ。 こういう買い物の仕方は勿体ないといえば勿体ないですね。結局、使用率は黒に軍配が上がることが多いです。 苦手なのが、こういった色の中から1つに絞ること。 どの色も良い。となり、なかなか決められない。家の中の物をモノトーン寄りにしていた時には目に入りにくい色でしたが、ナチュラル寄りに変更すると、またこういう色が気になりだします。 「柄ち買い」はよほど気に入らないと無いですが、昔はそんな事もありました。 値引き品 これも近年ではぐんと減りましたが、以前はユニクロのワゴンをガサゴソするのが好きで無駄な支出をしていました。 100均 掃除と模様替えに熱が入り、100均での使用額が凄いことになっていると書きました。 ただこれは、今に限った話ではなく普段から100均での支出は多い方です。 スーパーやドラッグストアで合計額が2000円を超えてくると「オッ」「ウッ」となるのに、100均では感覚が狂う。 酷い時は月に一万円以上になるときも。 趣味 100均使用に被るのが、この趣味に使うお金。 以前も書いたように、大きな額のものをポンと買うことは出来ないのに、ちまちました物だと気が緩くなってしまいます。 そういう事をしているから、本当に欲しいものを買えなくなったり出来なくなってしまう。 遠出や旅行は額も大きくなりがちなので我慢がきく。我慢というより、実際問題無いものはないのだから行きようがない。 でも、110円、298円、330円、買えない事はない額だと「買っておこう」という心理が働きます。 何か興味をひく事が出来ると、ゆっくりじっくりとはいかない。おたおたしていればあっという間に熱は冷め、どうでもよくなってしまう。 そして、何故か正規ルートをいかず横道にそれてしまう。 例① 例えば「百人一首」に興味を持ったとして、カードを買っていち早く覚えることに集中すれば強くなれるのに、自分でカードを作りたくなる。 カードになるような厚紙を探したり、絵を描く道具を揃えたり、筆ペンを買ってみたりとカード作りに忙しく、百人一首はいつまで経っても覚えられない。そうこうしているうち、同時期に始めた人は手の届かない所まで進んでいた。 リンク 例② また別の例でいえば、プラネタリウムで感動し、部屋の中もプラネタリウム仕様にしたくなる。 リンク プラネタリウムで販売されていたプロジェクターを買えば、その日のうちに目的は果たせる。しかし、Amazonや楽天にもっと安くであるだろうと考える。 数日掛けて商品探しをするが、価格と内容に折り合いがつかない。 それなら、と光るシールとパンチを買ってきて天井に貼ることにする。 リンク どの星座を形作ろうかとネットで星座を調べる。どうせならマニアックな星座にしようと星空図鑑を注文。 星空図鑑を探している時に、関連商品として隕石のカケラのネックレスが表示される。 とても素敵でそれが欲しくなる。図鑑が届く頃にはプラネタリウムはどうでもよくなりつつあり、意識は隕石や鉱物、パワーストーンへ移っていた。 パンチングされた大量の光るシールは、貼られることもなく、何の使い道もなくジップロックに保管され続ける。 リンク 持続性も一貫性もない これらは例えですが、私の人生はいつもそう。 そういう思考に走ってしまうので、売りにも出せないガラクタだけが残ることになる。 これが究極の無駄といえば無駄なのですが、その日の晩ごはんを節約して趣味のものを買っているとき、私は食べ物からではなくこの行為(何かに夢中になること)から栄養を補給しているのではないか?と思いました。 だから何かに没頭しているとき、食べる事に費やす時間さえ惜しくなる。 スティーブ・ジョブズ氏の「服を選ぶ時間を仕事に使いたい」が分かる気がします。 私の場合はお金にもならない趣味ですが。