味仙人 relish hermit

40代おひとりさまの仙人暮らしのような日常を綴っています。一人暮らしの晩ごはん(ひとり飯)の献立や食費を中心に、おひとりさまが思うことなどを。

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夕食代を節約しているからといって食費が下がっているわけではない

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こんにちは、アジです。

ひとり飯(晩ごはんの献立)をひたすら報告しつつ食費があーだこーだと言っている私なので、傍目には節約生活に取り組む賢子(かしこ)さんのように映っているかもしれません。

時系列をご存知ない方へ説明すると、家事も節約も苦手な40代おひとりさまが無収入期間に突入。仕方なく節約生活を過ごさざる得ないその様子や心の声を伝えている現状です。

日々の晩ごはんの食費だけを見ると倹約は成功していそうに見えるもの。

しかし、しかしです、本当にそうでしょうか?

 

食費

私が無職(無収入)期間を過ごしたのは今回が初めてではありせん。収入が途絶えるそのたびに節約生活を再開。

既にあるもの、あるお金でなんとかやりくりをしなければなりませんから、節約生活はそれだけ頭を使います。

いかに支出を抑えるかを楽しめるなら良いですが、人間の三大欲求の1つである食欲を満たしつつ、精神面でも不健康にならないレベルを維持するのはそう簡単ではありません。

全員に当てはまる指針はない

節約するには支出を抑えることが前提ですが、ブログ開始初期に書いたように、巷で言われる節約術が全ての人の当てはまるとも限らないのが節約の難しいところ。

生活も状況も環境も、性質も性格も色んな人が居て、真似をすれば必ず節約に繋がるかというとそういうわけでもないのです。

 

無職期間と有職期間の違い

私がいくら無職期間中に節約生活を身に着けても、仕事を始めると出来ない事はいくらでも出てきます。

無職期間中に衣食住で1番節約出来ていたのが「食」の部分。

逆に仕事を始めてから節約に繋がる部分は「住」でしょうか。トイレットペーパーの使用も、トイレの水を流すのも、冷暖房の使用も家以外で過ごしていれば大きな違いが出てくることから考え方次第では節約に。

 

一人暮らしの理想的な食費

一人暮らしの理想的な食費の割合は収入の10〜15%だという情報を目にしたのですが、そんなわけないだろうと。

  • 手取りが13万なら13000円〜19500円
  • 手取りが15万なら15000円〜22500円
  • 手取りが18万なら18000円〜27000円
  • 手取りが20万なら20000円〜30000円
  • 手取りが25万なら25000円〜37500円

いつの時代の試算だよ、と突っ込みたいところ。

都心部をのぞき、2024年現在手取り20万超えている人がどれだけいるのでしょう。正社員でも総額20万円を超えない求人がゴロゴロし物価があがり続けている中で、理想的な食費が1万円代〜2万円代なわけないでしょうと。 

2023年時点の一人暮らしの月平均食費

2023年の一人暮らしの月平均食費は、男女の違いも含めて39000円〜4万円前後なんだとか。

過去には一人暮らしの食費3万円は多い方、2万円代で済ませられたら御の字だといわれていましたが、もうそれは過去の話ですね。

 

夕食代節約は昼食代の補填

無職期間中は体力の消費・消耗が激しくない分、必要となるエネルギー(食費)が少なめ。

美味しいものを食べたい欲求は変わりませんが、毎日決まった時間に決まった量を食べる必要も無し。お腹が空いたら食事をし、空かなければ食べない。

「いまお腹はすいていないけど、すくかもしれないから食べておこう」という事がないので、無職期間中の食費の節約を可能に。

仕事をしている場合の食事情

しかし、仕事をしているとそうもいきません。

消費するエネルギーに対して摂取する量が見合っていないと、力も出ず精神的にも不調をきたす場合も。また、食事にこだわるあまり睡眠時間やリラックスする時間が削られて不調を招いていては、なんのための食事なのか分からなくなってしまいます。

ということで、私が仕事をしている時の食事情は、昼食はコンビニかスーパーのお惣菜、夕食は基本自炊、休日は自炊や外食というスタイルに。昼食をお弁当持参に変えれば節約に繋がる事は分かっていますが、私の性質上相当な覚悟とヤル気がなければ継続できません。

無職期間中には可能だった食費の節約も、現在は夕食を節約することでなんとかやりくりしている状態。決して食費が浮いているわけではないのです。

 

まとめ

夕食代を節約しているからといって、私の食費が下がっているわけではないことがお分かりいただけた事かと思います。

今の今まで食費3万は多すぎると思ってきたので、1日の食費がどうにか1000円超えないように、出来れば1000円に近づかないようにという感覚で生活してきたので、近年においては多少の節約になっていたかもしれません。

しかし、外出費の多かった私はその節約分も外出先で使用しているであろうことから、結局は節約になっていませんね。

私の夕食代が私以外の人の節約の参考になるわけでもない、という話でした。