2024-05-05 何かを成し遂げたことより、没頭していることが重要なんだと思い出した日 仙人の戯言 ※記事内に広告あり 連休を利用して1週間分の「ひとり飯」記事を書いている私は究極の暇人なのか?、と自分に突っ込みを入れつつ、誰に何と言われようがひたすら日曜までを綴っていこうと思います。 貧乏暇なしとはいいますが、本当に暇な時間はありません。では何をやっているのか?タイミーで隙間バイトでもしているのか?というと、こうしてブログを書いたり、趣味に没頭したり、家事をしたり。 楽しいことをしている時間はあっという間に過ぎるのだから、こうしてブログを書いている時間は今の私にとって楽しいことだと自分の感覚が証明しています。 同じようにブログを書いていた20代の頃を振り返ると、その時間を勉強なり遊びなり交流なり有意義に使えばよかったと思うことがないわけではありません。 そうはいっても今更タラレバを言っても仕方がないですし、20年以上前のことをウダウダ後悔していたとしたら、そんな自分に「ちょっとそこに座りなよ」と一席設け、フォード・モーター創設者「ヘンリー・フォード」の言葉 【自分で薪を割れ、二重に温まる】 を突きつけたくなるでしょう。 なぜ今こんな事を書いているのかというと、最近ふとそう思ったからです。 私の頭の中はいつもフル回転。一つの事象から次々と形を変え、何故そこに着地した?と首を傾げたくなることばかり。 実際には着地さえしておらず、浮遊状態でビュンビュン飛び回っているだけ。かと思えば、ある時は木陰で雲が流れるさまを見ていたり。 またいくばくかの歳をとった頃、自分の生きてきた道を後悔したり現状を嘆く瞬間はあるのかもしれません。 だとしても、自分がやっていることになんの意味があろうと無かろうと、何かを成し遂げる事や名声や肩書きではなく、何かに没頭しているその瞬間が私は好きで、私にとって大切な時間なんだと、遠くに見える山の連なりを眺めながら思いました。 何をやっているのかと無駄に思えるような一つ一つが自分の経験となり、また心を豊かにしてくれているのです。 はてなブログ今週のお題「名作」にあたる物はいくつもあるかもしれないけれど、みんなの人生それぞれがどんな物語よりも名作なんだと思います。